支援記録

大学のことから日常のことまで

就業レポート(2019/9/12~2020/4/12)

バイト初めて半年以上が経過した。バイト先は本当に環境がいい。困ったことがあれば相談に乗ってくれる人が沢山居る。色々な人と夜勤になるのでそれぞれのやり方で本当に変わってくる。6月で1年になるけれど、これからも関わっていきたいし、利用者とも信頼関係を築きたい。一人の利用者と20年以上の付き合いがある職員もいる。時間的なものが必要であるなあ、と思う。

けれど実際、半年働いて、私の名前を何度も呼んでくれる人、下の名前が同じで、笑顔で声をかけてくれる人、やっと覚えてくれた人、半年だけでも覚えてもらえてうれしいなって思う局面があったし、そういうときに働き続けていて良かったなって思う。何か手伝いましょうか?とかまた来週とかコミュニケーションが取れるとうれしい。ほんとに関わる度に障害の有無に関わらず、考えていることは変わらないし、表現の仕方だってわたしよりうまい人はいくらでも居るし、毎日だらけてしまうような日々の生活をきっちりやっている人が居て、みんな、普通に暮らしている人と何も変わらないって思う、でも一定の守らなければいけないことはあるわけで、健康には最新の注意を払わなければいけないし、鬱をかかえている人、感情の起伏が激しい人、コミュニケーションが図れない人、こだわりを持っている人への理解はふかめたい

あとは施設経営者さんと話す機会が増えた。施設運営について、施設を建てるにあたって都道府県から補助をもらえる建築条件の話、運転資金の話、いろいろな話をしてくる。保健衛生の管理とか建築士との相談、税務士や会計とのやりとり、近くに住む地域住民への理解、実際そういう人たちとやりとりしてた過去とか、郵便が届いたりだとか、継続して運営していくためにも色々手続きをしたり更新したりを見て大変そうだなと思った

今施設建設を建設会社が積極的にサポートしてくれる取組があるらしい。土地や設計などを建設会社側がある程度話し合って、そこに施設運営に携わりたい人が関わって詰めていく。その方が教えてくれたけどそういう仕組みがもっと知られるようになっていって、積極的に利用していけば双方にとってよりよくなっていくかなと思ったし、地域住民への理解促進にも繋がり良い仕組みだなと思った。やっぱり一人で何もかもは始められない。そこの施設だって地域に理解を得るためにずーっとバザーを開いたという過去がある。住民理解って福祉においては結構課題なのかもしれない

 いま問われているのは、公的なサービスや制度では抱えきれない状態が増えてることだとおもう 単独世帯が増えたり、介護の社会化と称されるように、住民や地域の協力がマジで必要らしい。地域関係は希薄になっていきているかもしれないけど、無関心層を取り込むのは難しいかも知れないけど、みんなが同じ熱量で関わってほしいとは思わないけど、ちょっとでも理解を示したり、関心をもつことで関係は大きく変わってくると思う。施設に関わって思ったのは、周りからの支えって重要だし、利用者と周りの関係からも分かるけど、関わってみたら、自分が抱いてたものと大きく変わるって事がある。偏見持たずに知るって大事だし、経験って大きい

 

就業レポート(2019/6/12-2019/9/12)

約3ヶ月、今のバイト先で就業してきた。今のところで働く前は放デイだったから成人の人と接する機会はなかった。自分にとっては恐怖感が有った。

最初はどうやって接していけば良いのか?普通にひとと関わりを持とうとするときも自分から萎縮してしまうのにそれを仕事でするときはどうしたらいいのか単純にびびってた

でも接触回数を増やす内に心の距離感も物理的な距離感も縮まった気がする。

どんなときも相手を知るには相手の情報を行動で理解していくことが一番自分が納得できる。知っていくにつれて、仕事という枠では都合の付かない、私的な感情が挟まれてしまうときもあった。支援は密接な関わりがいいと思っているけれど 仕事との境界線がつきづらくなる。

ただでさえ今の環境は事務的な事というよりかは日常生活全般的な内容だからあんまり仕事の感覚は少ない。相手のことを意識した支援を維持し続けられるかどうかの課題があった。指示を待つか行動するかも自己判断、そのときの状況環境次第、自分の倫理観に試されているところだと思う。

自分には知識経験的なものが圧倒的に不足している。

このバイトをして3ヶ月、勉強は2年くらいしてきたけれど正直全く身になっている気がしなさすぎてやばい。でもバイト始めてからモチベは若干上がった。

学校に就職相談で専門分野に関わる企業が説明に来る機会があった。そのときに説明に来た先輩がこの分野で働く上で大事なのは、学生のうちに様々な経験をしておくことだよと言ってた。自分の興味がある分野にかかわらずいろんな場所でボランティアしてみたり、環境や人間関係を経験しておくこと。それが自分の経験値になってそれがちりつもになる気がした。もし専門的な職種につくんだとしたらがちでその価値観に絞られてしまう

一般就労支援として一般企業に専門職が介入するケースもいまは増えているし、一般企業の側から福祉を考えなければならないこともある。一般企業が一般就労枠で募集してるとき まじで専門職やジョブコーチが介入していないと働き続けられない。企業によるとは思うけど、障がい者の法定雇用率が法律で2.5%を保たなければ助成金がもらえない、以下だとお金を払わなければいけないみたいな法律があることで、雇用率さえ守ってりゃいいみたいな企業もある。企業からしたら助成金がもらえて且つ仕事を継続的にできることが1番だろうから、本人の能力だけ聞いて不採用とかするとこもある。環境調整や合理的配慮をしてもらうことで本人が働きやすくなったり、作業がはかどる人も居るのに誤解が生まれてしまって働けない存在がいるのは悔しい。その人を詳しく知ってもらって配慮してもらいやすいように一般企業に専門職が介入していく必要も十分ある気がする。

とにかく外部と繋がろうといろんな分野をしれるチャンスや時間が学生にはあるしそれが強みだと思っている

美容師の専門行ってるこの話きいててもあながち遠くない。美容だったらアンチエイジングケアがある。認知機能の低下した高齢者にお化粧するみたいな企画があったりして、それが心と体のアンチエイジングに繋がっているらしー。他の知識ってのは聞いておくだけ価値のあるもんだとおもった。